2022.12.30   【活動レポート】

カンボジア中田厚仁学校支援プロジェクト:第一回事業報告

こんにちは!インターバンド学生インターンの清水拓人です。

今年5月のクラウドファンディングで、カンボジアのアツスクールにご支援いただいた皆様、日頃よりインターバンドを応援していただいている皆様、誠にありがとうございます。

 

アツスクールのソフィア先生から、事業報告と、アツスクールで勉強する子どもたちからのメッセージ動画をいただいていたので、報告させていただきます。

 

事業報告

アツスクールでは、正規の授業だけでは勉強に追いつけない子を対象に、授業の終わった午後の時間を利用して補習授業を行っています。ここ数年は、本プロジェクトリーダーの阪口さんが集めた寄付金や絵本の収益でお給料の一部を賄っておりましたが、皆様のご支援により、今では先生2人分(RIn Sophia 先生 と Seng Theary 先生)の給料を支払うことが出来、より持続的に学習支援を行えるようになりました。

 

現在は、2クラスに分けて50人以上の子どもたちに教えることが出来ています。写真は、カンボジアの言語であるクメール語と数学の勉強している様子です。笑顔が素敵ですね!楽しく勉強することがなによりです。

 

アツ学校で勉強する子供達

続いて、補習授業を受けている子どもたちを紹介します!今回は、Som Art 君とアツスクールを卒業し、現在は高校に通う Chanddy ちゃんを紹介させていただきます。

 

Som Art 君>

ソフィア先生曰く、彼はとても気さくで面白い男の子だそうです。ソフィア先生の想いとしては、アツスクール卒業後も高校までは勉強を続けてほしく、将来的には彼の夢である兵士になってほしいそうです。

 

ソフィア先生に彼とのエピソードについてインタビューしてきました。

 

ソフィア先生:

「Som Artはとってもラブリーな生徒の一人で、私は彼のことが好きです。彼の笑顔はとてもチャーミングです。補習授業に来て勉強する前は、良い生徒ではなく、クラスでも最下位の成績でした。しかし、補習授業に参加するようになってからは、一度も授業を欠席することなく、一生懸命に勉強し、今ではクラスで上から7番目の成績になっています。」

 

補習授業を通して、子どもたちの”できる”が広がり、彼らの将来の選択肢が広がるといいですね。

Som Art 君からメッセージ動画が届いているので是非ご覧ください。

 

Chandyy ちゃん

 

 Chanddyちゃんは今年アツスクールを卒業し、現在は高校生(10年生)になっています。(アツスクールは小中一貫の9年生)ソフィア先生曰く、彼女はユーモアがあり、歌を歌うのがとても上手だったそう。

 

実はこのChanddyちゃん、2020年3月に放送された瀬戸康史さんの番組 『瀬戸康史が行く、気ままな”ガチ”旅~カンボジア・魅力の世界遺産をすべて巡る』に出演していました。当時はまだ10歳。歌手になるのが夢だと語っていました。

 

ソフィア先生に、彼女とのエピソードについて伺ったところ、

「Chanddyが私の生徒だった時、生徒の中でもっとも若かったのに、一生懸命に勉強し、とても賢い生徒でした。彼女は将来、歌手になりたいと言っていました。」

と語ってくれました。

 

Chanddyちゃんからもメッセージ動画が届いていますので、是非ご覧ください!

 

 

いかかでしたでしょうか?

アツスクールで、どのような環境で、そしてどのような想いをもって子どもたちが勉強しているのか、伝わったのではないでしょうか。カンボジアにあるアツスクールを少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです!

 

なお。事業報告とアツスクールで補習授業を受ける生徒の紹介は4ヶ月に1度のペーシで引き続き行っていきたいと思います。

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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